スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス ざっくりレビュー

昨年末よりご存知スターウォーズシリーズの完結作

“スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け”

が公開されている。

それをきっかけにいったん初期作から見直してみようと思い立った。

ゴミ屋敷からDVD捜索

まずアマゾンプライムでは無料視聴不可 

それから調べてみたがNetflixでもU-NEXTでも無料なし

唯一、dd.deluxeでやっているようだがその為だけに登録するのも気がひける。

それでは家の中を捜索するしかない

スターウォーズくらいのメジャー作ならたぶん買ってる。どっかに埋もれてる。(←何を所有してて何を所有していないのかも把握出来ていません。人として終わっています。)

てなわけで半日ほどの捜索の結果

無事DVDを救出し、観ました。

時系列から観ようとまず

スター・ウォーズ エピソード1  ファントム・メナス

から

ネタバレを書くのは野暮なので

急所ははずします。

政治とカーチェイスと前衛アートと殺陣

話はめちゃくちゃざっくり言うと

政治とカーチェイスと前衛アートと殺陣で構成されています。

と書くと元も子もないので、もう少しだけくだくと

共和国の政治が腐敗し、私欲の為に悪い政治家達や他国の悪人達により支配されそうになったところ

ジェダイというヒーロー達が立ち上がり戦う、という話。

いつの時代も、よその銀河系でも

政治家はもとより権力者は弱者を踏みにじり私腹を肥やすのだ。

現代の日本においても変わらない。

SFだが現実世界の縮図である。

いや、現実世界にはジェダイがいない分、もっと状況は悪い。

と、違う話になりそうなのでヒートアップする前に

映画の話に戻そう。

この章にはジェイク・ロイド演じる子供のアナキンが出てくるが 

まあそれがかわいい。

彼はもう俳優は辞めているようだが

この頃はとにかくかわいくてわんぱくな演技も良く、ベストな配役だと思う。

あとカーチェイス要素として入ってるポッドレースもスリリングな映像で見応えありだ。

ナタリー・ポートマン扮するアミダラ女王のパリコレのようなぶっ飛んだ衣装チェンジもスルーできない。

もはや前衛芸術

前衛舞踏家のステージを見に来たのかと思うほどの衣装で

果たして美しいのか、おかしいのか、感動していいのか、笑っていいのか、

僕にはわからない。

そっちに目が引っ張られストーリーが頭に入ってこない笑

そんなシュールなファッションショーと政治的駆け引きとアクションののち、殺陣にて終わる。

黒澤映画好きなルーカス監督らしい終わり方だ。

個人的にはアナキンに作られたばかりの配線丸見えのC-3POが愛らしくてよかった。この映画には外せない存在。

突っ込みどころもたくさんありはするのだが

結果的には面白い作品だった。

おすすめします。

まだ見てない方はこの機会に是非どうぞ。


スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(吹替版)