ジョン・ウィック観ました。今さらながら。感想を一言に絞ると「キアヌ・リーブスはやっぱりかっこいい」です。つまらない感想ですが一言だとこうなります笑
まあこれだけではあんまりなのでもう少し踏み込みたいと思います。
基本情報
2014年公開のアメリカ映画。
[キャスト]
キアヌ・リーヴス
ミカエル・ニクヴィスト
アルフィー・アレン
エイドリアンヌ・パリッキ
ブリジット・モイナハン
ディーン・ウィンタース
イアン・マクシェーン
ジョン・レグイザモ
ウィレム・デフォー
デヴィッド・パトリック・ケリー
ケヴィン・ナッシュ
[スタッフ]
監督:チャド・スタエルスキ
製作:デヴィッド・リーチ、P.G.A.
アクション監督:ダリン・プレスコット
音楽:タイラー・ベイツ
殺し屋のルール
この映画では主人公のジョン(キアヌ・リーブス)は元殺し屋で、今は足を洗いカタギとして暮らしています。
その生活の中で大切なものを奪われ、その怒りと悲しみに背中を押され殺し屋に返り咲いていきます。この映画の中では殺し屋の世界というか業界があり、そしてその業界の中で様々なルールがあります。例えば殺し屋専用のホテルがあり(表向きは普通のホテル)、“その中では殺しをやってはいけない”とかそんな感じで色々特殊なルールがあり面白い。非現実な世界観にいい味付けがされる。ジョンの過去は語られないが、殺し屋ルールとともに昔の仲間がぽつぽつ出てくるシーンで過去を視聴者に想像させる仕掛けがあり、それもまた面白い。
純粋なガンアクション
この映画のストーリーはとてもシンプルで“元殺し屋の復讐劇”である。その為とにかく戦う。ひたすらガンアクションが繰り広げられる。ガンアクションの間に時折素手での格闘、サブミッションなども入り見応えがある。ひたすら続くアクションにありきたりな映画だと思う方もいるかもしれない。だがそれが逆にいい。お約束みたいに変に濡れ場を挟んだりするような無粋な構成がないのが、本当に気持ちいい。上がりきったテンションを変に下げられることなく最後まで突っ走る。この純粋にガンアクションを描ききる潔さにニヤリとした。
突っ込みどころ
何の映画もですが観ていればやっぱり突っ込みどころは所々あります。怪我を押して戦うのに、薬で誤魔化すくらいなのにプロがバーボン飲む?とか
プロの殺し屋が関節外すくらいで抜けられるような手錠のはめ方するか?とか
最後に知らない犬連れて帰る場面は一見脈絡ありそうで、よく考えたらすごく不自然だし、まあ映画を観るときの想定内のレベルで、映画の設定がぶっ壊れるほどのものじゃないので良しとします。
まとめ
兎にも角にも、無粋なお約束の構成がなく、アクションにこだわった硬派で潔い映画で良かったです。なによりキアヌ・リーブスが色気たっぷりでどこか影もありすごくかっこよかったです。この”色男”キアヌを見ているだけでも十分価値のある映画だと思うので、強くおすすめします。
ただ、戦闘シーンの表現が激しい為とにかく人がバンバン死にます。秒で死んでいきます。そういうハードな映像が苦手な方は控えられたほうがいいかもしれません。お気をつけ下さい。
というわけで今回は「ジョン・ウィック」のレビューでした。
まだ見ておられない方はぜひ一度ご覧下さい。
それではまた。
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