ヘリノックス タクティカルテーブル S 本音で徹底レビュー!メリット デメリット

今回は軽量コンパクト性能でおなじみのヘリノックス-Helinox-社の製品からタクティカルテーブルSの紹介です。実際に使ってみたリアルな感想をモットーにレビューを書いております。公式ページの情報をただコピペしてギア紹介をするようなサイトとは違いますので、実際の使い勝手が気になる方はぜひ参考にして頂けたらと思います。

このテーブルをハードトップ化するアイテムの徹底レビューも書きました。よかったら一緒にご覧ください。↓↓

重量

重量:817g

重量 実測値:817g ※個体差があると思いますが、僕の購入したものは817gでした。公式データでは総重量680gです。軽量性を強く謳っている製品の割には120gの誤差は大きいと感じました。あくまで一個体のデータですのでご了承のうえ参考にしてください。

実寸収納サイズ

比較:500mlペットボトル

全長:約39cm

幅:約11cm

組み立て

ケースから出すとこのような感じです。天板と骨組みとネットです。

骨組みのポールはチェアと同様DAC社の良質なものが使われております。軽くて非常に丈夫でこれがヘリノックス製品の代名詞となっております。見た目がそっくりで安価なコピー商品が多く巷にはありますが、比べるとこのポールの質の違いに一番差が出ます。安定性や丈夫さがまったく違います。高いだけあります。(2020年3月現在15,950円)またポールの中にはショックコードが入っており誰でも簡単に組み立てることができます。

ショックコードに沿って足のポールを組み立て、残りの二本のポールを上に装着します。上の画像が骨組みが完成した状態です。どなたでも瞬時に組み立てられます。この容易さもヘリノックスの大きな特徴です。

完成した骨組みにネットを装着します。最初からこのネットが付いているのはタクティカルテーブルSだけです。

最後に天板を装着して完成です。軽量なので組み立てに力もいらないし時間もかかりません。スムーズに完成します。

実寸展開サイズ

約40cm
約40cm

天板は正方形なので縦も横も40cmです。キャンプテーブルのサイズとしてはやや小さめの印象で、やはりソロ用といった感じです。

高さは公式では30cmですが僕の買ったものは約29cmです。このくらいの誤差は想定内です。

使用スペースは十分にある

マグ、600mlシェラカップ、ランタン、他

僕はソロで使用する分には40cm×40cmの天板スペースは十分だと感じます。普段もっと小さいテーブルも使っていますし、サイズに応じた使い方をするだけなのでこの面積に支障はありません。もし狭いと感じた場合はこのギアの真骨頂である天板下のネットが活躍します。

画像のようにネット内には結構なスペースがあり、傾けてもいいものならポンポン放り込めます。このネットスペースを利用するとかなりの使用容量になり、天板の狭さによるストレスはかなりカバーされると思います。

最大の欠点:天板のたわみ

500mlのペットボトルを置いた様子

ここまで良いことばかりのようですがこのテーブルの最大の欠点もしっかりと書きたいと思います。それは天板のたわみです。天板の素材はポリエステル製であり、どうしても硬さがなく柔軟でたわみます。画像は500mlのペットボトルを置いた様子ですが、500gの重さですでにたわんでいます。そうなると当然不安定でペットボトルを蓋の空いた状態で置いておくなんていうのは危険です。高さの低いマグくらいは大丈夫ですが、ある程度の重さのものを複数置けばそれに伴って天板がさらにたわみますのでより不安定になります。実践では倒れにくい形状のものや、倒れても大丈夫なものをメインに使用にすることになると思いますのでそこは気を使うところです。欠点といえども元々軽量コンパクト性を追求した製品なので、その分の当たり前のトレードオフでありますから、それを前提に購入してください。

また天板が布製なのでもちろん火気厳禁です。テーブルの上でシングルバーナーなどを使う時は断熱素材のシートを敷くなど工夫が必須です。熱された鍋などを置くときも同様です。

まとめ

メリット

・軽量

・コンパクト収納

・組み立て、撤収が簡単

・ネットスペースが使える

デメリット

・重量個体差が大きい

・天板が不安定

・価格が高い(2020年3月現在税込15,950円)

・高温のものを直接置けない

価格が許せば買い!!

個人的にはデメリット面を差し引いても性能は抜群にいいと思います。おすすめします。

一般的に一番ネックになってくるのはやはり価格でしょう。しかしキャンプ熱に侵されている人はだいぶ感覚が鈍ってて大丈夫と思います(笑)

※重量個体差については、本気で軽量化を狙っていて気になる方は実店舗で計測してから購入してください。僕の個体はプラス120gの誤差があるといえども、それでもテーブルとしては軽いのでそこまで支障はありません。金額を考えると少し残念ではありますが。

興味のある方はぜひ使ってみてください。ギアの軽量化が出来て快適ですよ。

それではまた。

このテーブルをハードトップ化するアイテムの徹底レビューも書きました。よかったら一緒にご覧ください。↓↓