Helle Utvaer ヘレナイフ ユートゥベーラ 開封レビュー 間違いない本物の魅力

今回は「ヘレナイフ」「ユートゥベーラ」の開封レビューです。キャンパーはみんなナイフが好きだと思いますが、もちろん自分も例外ではありません。ついつい欲しくなってしまうのがキャンパーの性です。ヘレナイフはノルウェーの老舗ナイフメーカーで以前より一本欲しいと思いながらなかなか機会なく過ごしてきましたが、今回ついにゲットしましたのでざっくりですが開封レビューを書いてみたいと思います。

メーカースペック

トップページにもありますがこれがナイフの入っていたケースと皮シース、ナイフ本体です。写真を撮り忘れていますがこれにヘレナイフ定番のグリーンの布が1枚入っています。あと公式データは下記のとおりです。

■デザイン:Jesper Voxnaes
■生産国:ノルウェー
■本体価格:18500円(税別)
■付属品:クロス

■刃素材:ステンレススチール(Sandvik 12C27 stainless steel)
■柄素材:Curly birch, Vulcan fibre(バルカンファイバー)
■シース素材:レザー(本革)

■刃長:102mm
■刃厚:3.0mm
■柄長:120mm
■重量:ナイフ重量160g シース重量50g

ステンレス刃

刃の素材は12C27というノルウェーのステンレス鋼で、いわゆる440Aとよばれる性質のものと同様のスペックです。十分な耐磨耗性と高い耐食性を持ち、丈夫で錆に強い扱いやすい素材です。また刃の形状は一般的なスカンジグラインドで研ぎやすいと思います。
刃長も102mmと長すぎず短すぎずといった感じで絶妙なサイズ感です。食材も切れるしバトニングも十分できます。

フルタング構造

このナイフは画像のようにフルタング構造になっており、刃の鋼材が柄の後方まで貫通しております。この為非常に頑丈になっており柄の付け根から刃が折れたりなどはまずありません。元々次はフルタングのナイフを買おうと思っていましたので、ヘレナイフの数ある種類の中からこれを選びました。

柄の握りこむ箇所は約10cmで自分の手にはジャストフィットです。そして柄の素材はカーリーバーチと呼ばれる独特の模様のカバノキ科の樹木で作られています。非常にキレイな材ですが触れてみるとけっこう毛羽立ちがありました。気になる方は1000~2000番のくらいのやすりで磨けばより美しくなると思います。

ストッパーなし

握った時は手にフィットしますが刃の付け根には画像の赤丸部分を見てもらえばわかるようにヒルト及びキリオン(ストッパーとなる突起)がない為、ちょっとミスれば人差し指が刃にかかるリスクがあります。まあ慣れればそんなことは通常ないのですが、万が一初めてナイフを使う方はより注意が必要だと思います。

重量

重量は皮シース込みだと199g、ナイフ本体だと148gです。フルタングなので妥当な重さではあると思います。握った感じもほどよい重量感で個人的には使いやすいです。

追記として皮シース内の画像も載せておきます。内部の刃が当たる部分は金属板が張り付けられており、丁寧に作りこまれているのがわかります。

まとめ

キャンパーの方がずぶずぶと道具の沼に入っていくと、いつかどこかでヘレナイフに出会うと思います。店舗に置いてあることもほとんどないので、大体は現物を見ずに購入することになるでしょう。そのうえ安価なものではないし、買うのに躊躇される方も多いと思います。
ざっくりのレビューですが参考になれば幸いです。このナイフが本物であることは断言できます。確実にいいものですので買って損をすることはまずないはずです。

ぜひいつの日か憧れのヘレナイフを手にしてみてください。キャンプのモチベーションがさらに上がることでしょう。

おすすめの一品です。

ちなみに芸人のヒロシさんもヘレナイフを愛用されています。使用されているのはこちらのディディガルガルというナイフです↓↓

売り切れが多く入手困難なので、欲しいと思ったら在庫がある時に思い切って購入することをおすすめします。迷っているうちにまた一瞬で売り切れてしまいますので。実際自分も入手に何カ月もかかりました。根気よくチェックしてみてください。