スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 ざっくりレビュー

スター・ウォーズ エピソード2  クローンの攻撃

再観しました。

恋愛もの

この章、”クローンの攻撃”とサブタイトルがついており

戦いメインのストーリーを匂わせるが

どちらかというと

恋愛ものである。

SFではなくメロドラマだ。

(注:もちろんクローン集団との戦いはあります。僕の印象の話です(^_^;)

成長したアナキンとパドメの引き裂かれた愛憎劇ともいうべきか

僕がタイトルをつけるなら

禁じられた愛~その運命と抗う二人の物語~

という感じの昼ドラテイスト満載のストーリー。

恋愛ものは大好物ではないので

自然と文字数も熱量も減ってる感を自覚しておりますが

そこは申し訳ありません。

善悪の葛藤とショートコント

恋愛以外の見どころはまず、アナキンの中での善悪の葛藤です。

愛する人を奪われた怒りから、アナキンはある復讐を行ってしまいます。

しかしそれを正当化するわけではなく、自分が行ってしまったことに悩み苦します。

自分の中に存在する怒りや暴力性を受け止めきれず葛藤します。

そしてそれはエピソード3への伏線となっています。

次に外せないのがC-3POとR2-D2をつかったコメディ要素たっぷりのショートコントです。

とくに終盤戦闘シーンでのC-3POの頭外れネタ。しつこいくらいに推してきます。

恋愛要素が強すぎることでSF映画ファン飽きさせないように工夫しているのがわかります。

ジャンゴ・フェット

あと全身に数々の武器を装備した特徴的なキャラクター

ジャンゴ・フェットの登場がある。

彼の純粋なクローンで息子として育てられるボバ・フェットがエピソード6で登場するのでその伏線でもあります。

恋愛映画

そんな感じでこの映画は

恋コメディ要素が強く入っているものの

結果的には恋愛映画のジャンルだと思います。

SFも恋愛もコメディも大好きだという方には逆にもってこいの映画です。

まだ観ておられない方はぜひ一度ご視聴ください。


スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(吹替版)