ダイソーで焚火台にしか見えないものを売っていたのでつい買ってしまいました。その正体はというとステンレスの箸立てです。カトラリー類の水切りが本来の用途だと思いますが、それがどうしても焚火台に見えてしまいます。きっと僕だけじゃなく、これは焚火好きのキャンパーあるあるだと思います。”おー!縦型のコンパクト焚火台みたいなものがある”と見た瞬間に思い、その勢いのままつい買ってしまいました。
今回は実際に焚火台として使ってみましたのでその感想を書きたいと思います。
全体像
縦長で側面には多数の通風孔があります。
底にも通風孔があり、またわずかですが4か所足となる膨らみがあります。
この膨らみの働きで底面が地面に密着せず隙間ができるため空気の通り道が確保されます。
直径
直径:約10cm
高さ
高さ:約12.5cm
重量
重量:約99g
実際に使用した感想
まず今回は焚きつけに松ぼっくりを使います。
着火するとスムーズに燃えだします。
そこに小枝を少しずつ足していくと
徐々に火が大きくなっていき
燃焼が安定してきます。
ある程度火が安定したのでケトルを乗せてみます。
上部が塞がり火が見えなくなりますが中では燃焼しています。本当は何かゴトクをかませて隙間を空けてからケトルを乗せればもっと燃焼効率が上がって火力もアップするのですが、あくまで100円(税抜)だけで完結させるのが目的なので今回はこのままいきます。
たまにケトルを持ち上げて燃料を足しながらですが無事沸騰してきました。コーヒーも十分飲めました。ここまで出来れば焚火台として合格です。
その後燃やし続けると熾火になりました。途中で消えることなく熾火の状態まできれいに燃焼しますので想像以上に燃焼効率が良いです。
ついでに熾火になってからウインナーを焼いてみました。問題なくおいしく焼けました。
まとめ
今回は実験的に100均の箸立てを焚火台として使ってみました。結果的に焚火台としてはサイズ的にやや小さいですが、小型のウッドストーブと思えば十分な能力を発揮できたと思います。コスパでいえばナンバーワンと言ってもいいぐらいです。あと100均のアイテムを2品ほど足して土台とゴトクを作ればさらにクオリティが上がると思います。それでも300円台で出来るので激安です。たまに100均アイテムを数十点使い、すごく立派な焚火台を組み上げている方もいますがコストが上がると目的がずれますので今回はやりません。
100均アイテム単体ですでに焚火台として成り立っている。というのが今回のテーマですので。
たまにはこういうのも面白いので興味がある方はやってみてください。
それでは良き焚火ライフを。