[ケトル] のススメ 僕の最重要キャンプギア! おすすめも紹介

今回はキャンプギアの中で僕が最重要とまで考えるものを紹介します。

それは [ケトル] です。

以前書いた”初めてのキャンプに準備すべきもの”という記事でも少し触れましたが

記事内では必須ではなく、オマケのギアとして書きました。実際そうです。なくても他で代用できますので一般的には必須とまでは認識されないと思います。

でも僕個人としては必須なギアで、ケトルなしでキャンプに行くことはほぼありません。そういうことで今回はがっちりケトルに焦点を絞り、書いてみたいと思います。

僕の三種の神器の一つ

僕の中でのキャンプギアの三種の神器とは

・マグ

・コッヘル

ケトル

の3つです。

キャンプに行くときに僕が大事にしているギア3点です。キャンプに出る際、僕の場合まず”どのマグと、どのコッヘルと、どのケトルを選ぶか”から始まります。この時間が非常に楽しいです。

選ぶ基準はその日のキャンプスタイルにより変わります。ガスを使わずに焚火で直火料理しかしない日はステンレス製のケトル及びコッヘルを選びます。(アルミでもチタンでも使用はできます。単に僕の中だけでのルールです。)ガスバーナーメインでの調理の時はアルミ製のケトルとコッヘル。あとは他に持っていくギアの種類とか、色合いや、雰囲気などに合わせて決めます。

例えばベーシックな組み合わせだとスノーピークのチタンマグ(300)、ユニフレームのコッヘル、トランギアのケトル(600)3点が万能で僕の中では出番が多いです。基本ケトルはコッヘルの中にスタッキングして持ち運びます。

軽装備のパターンを紹介すると

コッヘルとしてスノーピークのトレック900、その中にケトルとしてチタントレック700をスタッキング、その中にマグをスタッキング↓↓

トレック900、チタントレック700、チタンマグ300

スノーピークのソロセット焚の本体をコッヘルとして使用、カップをケトルとして使用し、中にマグをスタッキング↓↓

ソロセット焚、チタンマグ300

スノーピークチタンマグの600をコッヘル400をケトル300をマグとして使うなどチタンマグオンリーで組み合わせる場合もあります。↓↓

チタンマグ600、400、300

非常にコンパクトで軽量です。登山をされる方はもっと軽量性とコンパクト性を突き詰められると思いますが僕の場合はあくまでキャンプであり、ウルトラライトを目指しているわけでもありませんのでこれくらいの軽量性で十分です。

ケトルを使う理由

「お湯なんかコッヘルで沸かせばいいじゃない」

「チタンマグあるんだから直接火にかければいらないよ」

なんて思う方もいらっしゃると思います。おっしゃる通りです。軽量化には不要なものだし、他で代用もできます。

僕がケトルを使う理由は単純に好きだからです。まず見た目が好きです笑。

あと料理しながら別でお湯も沸かしたいし、一度調理に使ったもので湯を沸かすと油が浮いてくるので使いたくありません。僕は潔癖ではないので油が浮いたお湯も飲めますが、それでもできることなら避けたいし、それ以上に”湯を沸かす”ためだけに作られた”ケトル”というギアの存在意義を尊重したいので必ずケトルを使います。だからケトルという役割のギアを必ず一つ準備してキャンプに行くのです。

おすすめケトル

スタメンのケトル

僕が実際に使っているおすすめのケトルをいくつか紹介したいと思います。

画像の番号に沿って説明します。

トランギア ケトル 0.6L

スウェーデンの老舗ブランドtrangiaの定番ギアです。アルミ製のケトル。昔から変わらない軽くてシンプルなデザインは今でも世界中で支持されています。ソロで使うのにちょうどいいサイズです。これは多分10年くらい使ってますが、ガス、アルコールバーナー専用で使用しているので煤が付いていなくてキレイです。

最近は人気のために、時々売り切れ状態になるようです。こんな定番ギアが品切れになる日が来るなんて夢にも思いませんでした。恐るべしキャンブーム!

上の写真には入ってませんが0.9Ⅼタイプも使ってます。

ユニフレーム 山ケトル 900

国内メーカーの大御所UNIFLAMEのアルミ製ケトルです。これは容量が900mlあるのでソロかデュオで使うのにちょうどいいです。あと日本製なので作りがいいです。精巧な作りのギアを望まれる方にはおすすめです。これは二人くらいで使う想定ですがほとんど一人でキャンプに行くので正直使う機会が少ないです。笑

700mlサイズもあります↓

ユニフレーム 山ケトル 1500

これは上に書いたケトルの1500mlタイプです。大体3~4人用という感じです。これも日本製だけに非常にキレイな作りです。三人家族くらいで使うにはコンパクトで容量もありおすすめです。これもケトルが好きで購入しましたがキャンプはほとんどソロか大人数(10人くらい)かなので出番は少ないです。笑 でも物はすごくいいです。

GSI グレイシャー ステンレスケトル 1L

これはGSIというメーカーのステンレス製ケトルです。容量は1Lです。僕はこのGSIというメーカーのギアが好きでよく使っています。このケトルもシンプルなデザインで気に入っています。アメリカのメーカーの製品としては作りが良くおすすめです。ステンレス製で頑丈なので直火専用として焚火に突っ込んで使っています。

ユニフレーム キャンプケトル

こちらは山ケトル同様UNIFLAMEという国内メーカーのケトルです。1.6Ⅼの大容量でステンレス製です。注ぎ口が蓋つきで灰やゴミなどが入るのを防ぐ工夫がされており、焚火に突っ込んで使うのに非常に適しています。また蓋に落下防止のストッパーがついており、これもうれしい機能です。グループキャンプで使うのにおすすめのケトルです。

こちらも最近はネットでの販売があまり見られないためメーカーに確認しましたところ、以前より生産数がやや落ちており、その反面、需要は急増していて生産が追いついていないのだそうです。2020年も生産は続行されているので廃盤になったわけではありません。またショップも店舗販売分だけで売り切れるためネットショップにはなかなか上がらないそうです。店舗で見つけたらすぐに買った方がいいと思います。

上で紹介したもの以外で個人的におすすめのケトルをいくつか紹介します↓↓

コールマンの0.6Lサイズのアルミ製ケトルです。傷がつきにくいハードアノダイズド加工で使いやすく、ソロに最適です。

こちらはエスビットの0.6Lサイズのアルミ製ケトルです。このケトルはハードアルマイト加工という被膜加工がされており、やはり丈夫で扱いやすいものです。トランギアに台頭するアルコールストーブの有名ブランド「エスビット」のケトルというのが渋くてかっこいいです。人とかぶりたくない方には特におすすめです。

こちらは上のエスビット製ケトルの1.4Lバージョンです。0.6Lでは物足りない方にはこちらがおすすめ。2~3人使用にも対応。

こちらはプリムスブランドの0.9Lサイズケトルです。1Ⅼ前後サイズのアルミ製では作りが良くおすすめです↓

イーグルプロダクツの0.7Lケトル。底が銅メッキになっていて熱伝導率が高い高スペックなケトルです。何と言ってもルックスがかっこいい。焚火に直で使うと非常に映える、ブッシュクラフトスタイルなど武骨系キャンパーの方におすすめのケトルです↓

イーグルプロダクツ1.5Lタイプです。
0.7Lでは容量不足の方はこちらがおすすめ

スノーピークさんのステンレス製ケトル。ソロ使用、焚火使用にぴったりのケトルです↓

縦長でユニフレームのキャンプケトルと同タイプのケトルです。コールマン派の方はこちらを↓

同じく縦長ステンレスタイプ。スノーピーク派の方はこちらを↓

まとめ

今回は僕が個人的に溺愛しているアウトドアケトルの紹介でした。
これ一つあるだけでキャンプの幅がぐっと広がりますし、モチベーションも上がります。バーナーとケトルとマグだけ持ってふらっと林道ドライブに行きコーヒーを飲んで帰ってくるだけでも至福の時間が出来上がります。 
まだ持っていない方は是非一つ手にしてみることをおすすめします。絶対に後悔はしないと思います。