スノーピークの「スクー」がおすすめである理由を解説

今回紹介するギアはスノーピーク「スクー」というカトラリーです。もしキャンプに一本だけしかカトラリーを持っていけないのなら必ずこれを選びます。逆を言えばこれ一本あれば完結するのです。箸もスプーンもフォークもいらずにこれ一本。ウルトラライトを目指してカトラリーを一つに絞りたい方にもおすすめです。そんなギアを紹介します。

特徴的な形状

まずこのギアを語るうえで1番のポイントとなるのがこの特徴的な形状です。
スプーンのようなフォークのような、ちょうど間くらいの形をしています。

絶妙なサイズ感

全長は約16cmで程よいサイズです。長すぎるとパッキングしにくいし、これ以上短いと縦長のクッカーを使った場合に底をすくえなかったりして扱いにくくなります。
フォークとなる部分は約2cmあります。

チタン製で軽量

チタン製なので重量は実測値で15gと超軽量です。
また軽いだけでなくチタンの特性として丈夫錆が出ないというのも大きなメリットです。

炊飯スケール付き!

このギアにはもう一つ特徴的な機能が付属しています。
それが柄の裏にあるこの「炊飯スケール」です。これは何かというと、米を炊くときにどんなクッカーでも正確な割合で米と水の量を決定することができるという便利機能です。
使い方はこの柄をクッカーの底まで刺し、Rの線を米の高さとして、それに応じたWの線が水の高さになります。だいたい米の高さから1,7~1.8倍が水の高さとなっています。これを使えばクッカーが変わっても同じ割合を維持できるということです。ですが炊きあがりの米の硬さはそれぞれの好みなので、目安として使いながら自分にあった割合を見つけていくのがベストだと思います。

ケースはない

このギアは他のスノーピークカトラリーの和武器ワッパー武器のようにケースは付属しておりませんので、僕はベルモントのカトラリーケースに入れてます。

これが収納したときの状態です。もはや専用品のようなシンデレラフィットです。
ケースが欲しい方はこれ一択でおすすめします。コスパも抜群です。

使用例

刺して食べる

先がとがってますのでお菓子やご飯のおかずでも”ぶすっ”と刺してフォークとして使えます。

ちなみに上の画像で食べているのはガトーショコラです。

すくって食べる

これはカップ麺を食べているところですが、見てのとおりフォーク部分と手前のスプーン部分両方を使い具材をすくって食べれます。純粋なスプーンには機能的にやや劣りますが、それでもスープ類も対応可能です。

麺をからめて食べる

上記までの用途ならば先割れスプーンでもいいのですが、このフォークとしても使える機能はこのギアならではです。フォーク部分が2cmあるのでしっかりと麺類も食べれます。パスタでもちゃんと巻いて食べることができます。

「スプーンとフォークの二刀流」

これが「スクー」の真骨頂です。

メリット デメリット

メリット

  • 軽量
  • 頑丈
  • スプーンとフォークの二刀流
  • 炊飯スケール付き
  • 荷物の軽量化に最適

デメリット

  • ケースがない

まとめ

今回はスノーピーク「スクー」というカトラリーの紹介でした。
これ1本でご飯も汁物もいけるオールマイティでとても便利なギアです。ソロキャンプで装備の軽量化をしたい方などカトラリーを1本に絞る時におすすめです。デメリットはケースが付属していないことくらいで他に死角はないと思います。

これから購入を考えている方や購入を迷われている方の参考になれば幸いです。

興味を持たれた方は是非使ってみてください。