焚火のススメ

これまで

キャンプを始めるにあたって最低限用意したいもの

等の記事を書いてきましたが

それらの道具達を使ってキャンプをしてみて、少しずつキャンプに慣れてきた方に向けて

そろそろ僕のキャンプにおけるメインディッシュを紹介したいと思います。

僕はtakibizanmai(焚火三昧)という名前で活動している通り

三度の飯より焚火が好きです。

もはや焚火をするためにキャンプをしていると言っても過言ではありません。

そこで今回は焚火の魅力を伝えるため

焚火のもたらす力について

語りたいと思います。

注:すべて僕の独断と偏見によるものです。ご了承ください。

焚火のもたらす力

①心の安寧

仕事や日常生活において心身ともに疲れ、ストレスが蓄積することは誰しもあると思います。

そういう時に焚火をしていると不思議と心が安らぎ、穏やかな気待ちになってきます。

焚火の火を育てていると自然と無になり独特の時間が流れるのです。

反面、心に温和を持たせるだけではなく、時ににわくわく感も生まれます。

心の安寧と躍動が共存するという何とも言えない不思議な空間がそこにはあり、

その感覚はおそらく一度体験してみないとわからないと思います。

もちろん個人差もあるでしょうし、劇的な効果とまでは言いませんが、心の安寧に少しでも繋がっていると僕はいつも感じます。

②防寒

冬のキャンプには当然寒さとの戦いがつきものです。

焚火のサイズにもよりますが

目の前で燃え盛る火はやはりストーブ等の暖房器具より熱量が強く、暖をとるには最適です。

薪が持つ間は外で焚火をし続けて夜を過ごし、燃え尽きたらテントに入って就寝、というのが僕のキャンプの大体の流れです。

また薪の状態により火の粉が爆ぜますので、焚火に接近して暖を取る際はできればコットン製のアウターを羽織っていただいた方がいいです。

ナイロン製の高いダウンジャケットを着ていて火の粉で一発で穴が開いた

なんていうのは珍しい話ではありません。

今は各アウトドアメーカーが難燃性のダウンジャケットを販売しておりますが

どれも高価なため手が出しづらいと思います。なのでふつうのダウンジャケットの上に

薄手のコットンジャケットを羽織るほうがコスパがいいです。

最近だとワークマンなどで1000~2000円台で良品がありますので是非探してみてください。

③調理熱源

焚火をしている時は

その火を調理の為の熱源としても利用します。

暖まりながらケトルやコッヘルを火にかけ米を炊いたり、煮込み料理をしたりして火を有効活用できるのです。

とても便利な使い方ではありますがこれに関しては一つ大きな注意点があります。

焚火の火はガスの火と違い煤(すす)が多くでます。

その為、ケトルやコッヘルを使用する際

底に大量の煤がつき真っ黒になります。

あとあと洗浄すればある程度は取れますが、焚火で使い続けていると完全に元どおりにするのは難しくなってきます。

もしもそれがお気に入りのギア(道具)で汚さずキレイに使いたい、あるいは煤を洗うのが億劫だという方は焚火での調理はおすすめしません。

その際調理はガスストーブの青い火で行いましょう。

まとめ

焚火には

①心の安寧

②防寒

③調理熱源

の3つの力があり

それら3役の活躍をすることで、キャンプをより豊かにしてくれるのです。

実際に生の焚火を体験してみると

上記の説明だけでは言い表せない感動がそこにはあります。

心が躍るし、安らぐし、矛盾した表現ですが実際そのような感覚に陥ります。

あなたにとって、とても不思議で貴重な時間となるでしょう。

ぜひ皆さんも一度焚火の不思議な魅力を体感してみてはいかかでしょうか。

とくに日頃のストレスをうまく吐き出せていない方など、ぜひお試しください。