前回の記事で
初キャンプにむけての”いろは”のようなものを書きました。
キャンプ入門のような大げさのものではなく、キャンプ入門のさらに手前の段階というレベルです。
そこでは僕の考える”キャンプを始めるうえで最低限用意したい物”を紹介しました。
それは
①マグ
②シングルバーナー
③コッヘル
④テーブル
⑤チェア
の5点です。(注:オマケで⑥ケトルも書きましたが)
しかし
それを読んで下さった方の中にもしかしたら
「キャンプを始めるのに何でテントが入ってないの??」
と疑問に思った方がいらっしゃるかもしれません。
今回はそのことについて書きます。
テントに泊まることがキャンプか?
まずキャンプというと誰もが
”テントの中で寝袋に入り一夜を過ごす”
というイメージを持つと思います。実際僕もキャンプにいけばテントを建て寝泊まりはします。
ですが決してそれだけがキャンプではありません。
しかしながら世の中には”キャンプには興味あるけどテントはなあ…”
と、テントというハードルの高さに腰が引けてしまい
キャンプへの興味が消失してしまうケースがあると思います。
僕はまずその固定観念を払拭するために
今回3つのキャンプの形態を紹介したいと思います。
①デイキャンプ
まずは
デイキャンプ
と呼ばれる形態です。
大体文字から想像できると思いますが
これは”泊まらない”キャンプです。日帰りキャンプ。
具体的にいうと、たとえばキャンプ道具を車に積載し、あるいはリュックに詰め込み
通常通りフィールドに出ます。そしてサイトを設営し、キャンプを楽しみます。
ここまでは一緒です。違いはここからで
そのまま時間が過ぎ、夕方日が落ちてくると火を消し道具を片づけ帰ります。
そう、自宅へ帰ります。そしていつも通り夜は暖かいベッドで寝ます。
ぶっちゃけこれは快適です。
中途半端にキャンプをかじった人の中でたまに
”デイキャンプなんてキャンプじゃない”とかよくわからない理屈を吐く人がいたりしますが
そんなのは無視して楽しみましょう。
自分にあったスタイルで楽しむのがベストです。
②車中泊キャンプ
2つ目
車中泊キャンプ
です。
これも夜寝るまでは同じです。
日中は野外でのんびりした時間を楽しみ、日が暮れた後もランタンやライトを灯して
焚火などを楽しみ、夜も更けてきたころに車に乗り込み車中で寝ます。
寝袋じゃなくても布団を持ち込んでもいいです。
これもテントに比べ睡眠環境はよく、テントを買わない分コスパもいいです。
何よりテントの設営や撤収時間もないので、その浮いた時間をすべてキャンプを楽しむ時間にあてることができるし、自宅に帰ったあともテントの管理や保管のわずらわしさがありません。
オートキャンプサイトと呼ばれる自分のキャンプサイトに車を横付けできるキャンプ場なら
なお快適。
車が足を伸ばして寝れるサイズの方にはおすすめのスタイルです。
③バンガローキャンプ
3つ目
バンガローキャンプ
です。
キャンプ場には宿泊施設を併設したところが割とあります。
最近は風呂、トイレ、など水回りが充実しており、食器や家電も完備されていて
普通に”家”です。
で、外でキャンプも楽しみながら必要時室内でも過ごすという
屋内と屋外を自由に行き来できるとても快適なキャンプです。
デイキャンプの欄にも書いたように中には
”こんな軟弱なキャンプはキャンプじゃない”
などとのたまう輩がたまにいますが、そういう意味のない理論は無視していいです
自分が一番楽しい形態を選択してください。
まとめ
今回はテントのいらない3つのキャンプ形態を紹介させていただきました。
大事なのは自分が一番快適なスタイルを選ぶことです。
よりストレスのない、癒しの空間を作り
キャンプによってあなたの生活が少しでも豊かになればと思います。
それでは失礼します。