自宅で出来る人間ドック「おうちでドック」の紹介 自粛中でも手軽にがん、生活習慣病のリスクチェックが可能!

今回紹介するのは「おうちでドック」という自宅で簡単に健康チェックが出来る検査キットです。最近はTVでもよく紹介されていますのでご存知の方も多いかもしれません。
現在もコロナウイルスの感染は収束しきれていない為、国の要請の有無に関わらず、安全を考慮した場合いまだ自粛の必要性があると考えられます。僕自身は医療機関に勤務しているため、この状況でも健康診断などは受けられますが、一般的には感染リスクの高い病院での健康診断は困難となるため、今回は自粛中でも自宅できるこの検査キットの紹介をしたいと思います。

おうちでドックの5大特徴

人間ドック並みの検査が可能

各種がんや生活習慣病など、多くの病気のリスクチェックができます。
確定診断などはできないにしてもこのリスク状況を知ることだけでも大変意味があると思います。大事なのはいかに早期に自分の体の異変に気付けるかです。

大腸がん、食道がん、乳がん、子宮がん、前立腺がん、糖尿病、動脈硬化、腎疾患、肝臓疾患、脂質代謝異常、高血圧、痛風・尿路結石、肥満度、栄養障害など

短時間で簡単に検査できる

血液検査一つあたり10分、尿検査は3分で検査できます。
採血は指先から少量をとるタイプなので簡単で安全です。
採取にもし失敗しても無料で検査キットを再送してくれるシステムがあり良心的です。

検査キットは厚労省承認のものが使われており、また特許技術を用いて、微量の血液でも病院と同等の精度で調べられるということです。

病院と同等の検査水準

おうちでドックおうちでドック医療機関
検査場所:医療機関以外検査場所:医療機関以外
がんと生活習慣病
のチェック
ピロリ菌等
胃がんリスクをチェック
がんと生活習慣病のチェック
検査の方法血液検査:腫瘍マーカー血液検査:胃がん
リスクABC検査
内視鏡、CT、X線、
便検査、MRI等多様
リスクチェックする
がん
男性
大腸がん
食道がん
前立腺がん
女性

乳がん
子宮がん
大腸がん
食道がん
胃がん(胃がんのリスク因子のピロリ菌と胃粘膜萎縮度合いを検査)検査により異なる
検査タイミング1年に1回原則として1回のみ1年~2年に1回
検査精度病院同等病院同等
予約の手間なしなしあり
受診タイミング任意任意医療機関の空き状況次第
(内視鏡などは3,4か月待ちの場合あり)
保険適用自費自費(事前に何かの検査をやっていなければ)
自費
アフターフォロー①医師の結果解説(電話)
②(がん確定者向け)セカンドオピニオンサービス(対面・ 電話・手紙)
①医師の結果解説(電話)
②(がん確定者向け)セカンドオピニオンサービス(対面・ 電話・手紙)
医療機関により異なる
費用(税抜)19,800円がんに特化したキットは、15,000円10,000円検査により異なる

④アフターフォローが充実

おうちでドックを受けられた方は希望された方全員に、医師が電話で検査結果を説明を行います。また、がんが確定診断された方へはセカンドオピニオンの無料相談が提供されます。

現状のリスクを具体的に説明されることで早期受診につなげることができます。

コストパフォーマンスが高い

人間ドックの料金は医療機関によりばらつきがありますが基本的には3~5万くらいが多く、高い場合は10万くらいになります。そう考えると自宅で多種疾患のリスクがわかり、2万円程度の料金となればコストパフォーマンスは高いのではないかと思います。

まとめ

自粛が必要とされる中、自宅において自分の体の状況を把握できるシステムというのは非常に有用だと思います。健康寿命を長くするために一番重要なことはとにかく疾患を早期発見することです。早期発見できればいかなる疾患でも重篤化せずに改善する確率が上がります。


仕事柄、病院嫌いの頑固な方にお会いすることがあるのですが、たいてい検診などに意地でも行かずに過ごし、手遅れに近い状態になって病院受診されます。そんな方は元気なうちは「いつ死んでもいい」などと簡単に言いますが、そんな方に限って手遅れの状態になると生にしがみつきます。
家族にもしそんな方がおられる場合、病院へ連れ出すのは難しいかもしれませんが、このような自宅でリスクチェックができるキットなら応じられるかもしれません。これでがんの可能性がわかればおそらく焦って病院へ駈け込まれることでしょう。

医療機関に行くほど腰が上がらない方、または自粛の環境が続き検診へ行くことができない方、それらの方々には適したサービスだと思います。興味を持たれた方はぜひ一度お試しください。そして一日でも長く健康寿命を保てるよう努めましょう。