今回紹介するのはヘリノックス タクティカルワークトップ(店舗によってはワークトップタクティカルと表示)という製品です。前回紹介しました”ヘリノックスタクティカルテーブルS”に関連したアイテムとなります。簡単に言うとタクティカルテーブルをバージョンアップさせるアクセサリです。
それでは始めます。
目次
ヘリノックス タクティカルワークトップとは
ヘリノックス タクティカルワークトップ(店舗によってはワークトップタクティカルと表示)とはヘリノックスのテーブル製品のタクティカルテーブルS、タクティカルテーブルM、テーブルワンをハードトップテーブルにするための天板となります。ヘリノックスのテーブルは軽量性を優先して作られているため天板がポリエステル製の布地でできています。軽装備でキャンプに行くなど、その軽量コンパクト性を目的として使う分には問題はないのですが、普通のキャンプテーブルとして使いたい場合は軽量化の代償である天板のたわみなどがあり、使いづらいです。
そこでこのタクティカルワークトップを装着することにより天板をハードトップ化し、通常のキャンプテーブルのようにも使えるようになります。そのようなアイテムです。
価格は現在(2020年3月)で税込10,780円
天板の詳細レビュー
実際の製品画像
このような段ボールで梱包されています。
箱から出すとこんな感じです。今回はブラックカラーのものを購入しました。箱の中ではビニール袋1枚に入れてありました。専用の収納ケースなどは付属していません。また素材は記入されておらず、公式HPにも記載がありませんが同社から出ている別のハードトップテーブルの素材がメラミン樹脂なので質感からおそらくこれも同じだと思います。
➡後日メーカーに直接確認しましたところ、素材はメラミン樹脂との回答を頂きました。
組み立て
これが装着するベースとなるテーブルです。ぼくが使っているのはタクティカルテーブルSという製品です。
これが天板を外した骨組みのポールのみの状態です。これに新たな天板を装着します。
装着完了した状態です。とくに力も必要なく簡単にはまります。タクティカルテーブルM、テーブルワンに使う場合は四隅にある穴にポールを装着します。
実寸 サイズ
たて:約38.5cm 公式データは39cmでほぼ合致
よこ:約59cm 公式データどおりです。
厚さ:5mm 公式データどおりです。
実測 重量
重量の実測値は1,599gでした。公式データでは1,630gですので誤差30g程度です。
天板面積が広い
実寸では縦が約38.5cm、横が約59cmでした。もともとのタクティカルテーブルSの天板は縦横ともに40cmなので面積でいうとざっと1.4倍広くなっています。これだけの広さがあれば画像のように食器類やランタン、バーナーを置いてもまだ余裕があります。天板下のネットもそのまま使えるのでかなりの容量のギアを置けます。荷物多めのソロキャンプではかなり便利だと思います。
頑丈
ハードトップなので元の天板で最もネックであったたわみがありません。通常のタクティカルテーブルの天板では500mlのペットボトルを置いただけで天板がたわんでいました。そのためテーブルに置けるものがやや限られましたが、これは普通のキャンプテーブル同じように使えます。水濡れにも強いです。
耐熱に関してはメラミン樹脂なので多少の熱さは問題ないと思いますが、熱されたダッチオーブンやスキレットの直置きなどは避けてください。
まとめ
メリット
・使用面積が増える(タクティカルテーブルSとの比較の場合)
・安定感がある
・頑丈
・必要に応じて天板を使い分けられる
デメリット
・価格が高い 現在(2020年3月)で税込10,780円
・収納がかさばる
・専用ケースが付属していない
ベースのテーブルを買ったなら追加購入をおすすめ
ベースとなるタクティカルテーブルS、タクティカルテーブルM、テーブルワンなどの製品をすでに買っているのなら追加購入をおすすめします。これがあることによりテーブルの使用パターンが増え、より便利になります。まだベースのテーブルを入手していない方は両方合わせるとなかなかの金額になりますのでよく検討してから購入してください。製品自体はおすすめできるものです。
今回はヘリノックス ソリッドトップ天板 タクティカル ワークトップ徹底レビューでした。
参考にして頂ければ幸いです。
それではまた。
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