グーグルアドセンスのPINコードが届かない理由を考察

今回はグーグルアドセンスのPINコードが届かない話です。初心者としてはアドセンス取得がまず第一関門だと思いますが、その次のでかい関門がこれだと思います。PINコードをサイトに入力するだけなのになぜそれが「難関」と呼ばれるのか？
僕の実体験をもとにその難関たる所以を綴りたいと思います。

PINコード発送条件

まずPINコードの入力は何のために行うか？
その目的は単純に”住所確認”です。
まず収益が10USドルに値する額になるとグーグルによりその住所確認が行われるため、PINコードが書かれた封書が登録されている住所に発送されます。通常発送より2～4週間で到着することになっています。
そして到着後に書かれている6文字のPINコードをグーグルアドセンスのHP上で入力すればOKというわけです。

PINコード入力には期限がある

まず重要なのがこれ

「PINコード入力期限」

PINコードの入力には期限があって、【最初のPINコード発送から4カ月】となっています。そしてその期限を過ぎてしまうと広告が停止されてしまいます。
PINコード入力する時期は誰しもがアドセンスを取得して間もないころですので、ほとんどの方はたいして収益もなく赤字状態だと思います。
そんなさなかに広告停止を匂わされるのでかなり焦ります。

僕はPINコードの期限について実は勘違いをしていて、PINコードを発行するたびに毎回4カ月の期限が設けられると思っていました。その間違いに気付いたときはすでに期限があと1カ月に迫っていました。

PINコード発行は4回まで

PINコードは何度も発行できるわけではありません。限度は4回です。しかも一度発行したら次の発行ができるまで4週間かかるようになっています。
ネット上では5～6週間して届いた情報も多いですし、コロナで郵送が遅延しているともありますし、毎回4カ月の猶予が発生するという勘違いもあって1回目の発行から僕は気長に待っていました。
そしてコロナの影響もあると言えどあまりに届かないので何となくもう一度再送してみたのが今月（7月）の12日です。（もちろん入力した住所が間違っていないかもしっかりと確認済みです。よく言われる郵便番号にきちんとハイフンをつけるという部分も初めからぬかりなくチェックしています）

タイムリミットが迫る

そして数日前からアドセンスのHP上にタイムリミットを迫られるメッセージが出始めました。PIN発行ごとに4カ月の期限が発生すると思い込んでいた僕は急に焦りました。よくよく調べると最初のPIN発行から4カ月が期限であることにようやく気付きました。しかしもう待つ以外は何もできません。到着を祈るだけです。

郵送管理がずさん

PINコードの郵送は日本へはほとんどの場合マレーシアから行われるそうです。国外からの郵送なので途中で他の郵便物に紛れたり紛失したりすることも多々あるそうです。天下のgoogleにしては郵送の管理があまりにもずさんだと思います。なぜ日本にあるグーグルのオフィスからの郵送にしないのでしょうか。それかせめて追跡できる郵便にしてほしいです。実際4回の発行すべて到着せず広告停止になった方も多いのが現実です。ネット上には同じように届かずに困っている方の情報が山のようにありますが、現状ではとくにgoogleから改善案が示されることはありません。

PINコード以外方法はない

以前（2019年11月）までは4回ともPINが届かなかった方はgoogleに問い合わせると免許証などの身分証を使って住所確認ができたそうです。これが最後の手段だったのです。
それがどういうわけか現在はその確認サービスが終了したそうです。依然として郵便物が届かない状況は頻発しているのに最終的な対応策をやめるという何とも腑に落ちない体制になっています。google側のシステムに問題があるのにその対応ってどうだろうと思います。

PINがようやく到着

色々と問題点を書きましたが本日（7月30日）にようやくPINが到着しました。
そして無事PINコードを入力し、ようやく広告停止のメッセージが消えました。やっと安堵出来ましたが最近はずっと気になっていたので、このずさんなシステムは精神衛生上だいぶよくないと思います。
今回は再送手続きから18日間で到着しています。なかには半年して到着した方もいらっしゃるようなのでかなりあいまいな管理です。
本来ならばPINコードが届かずに困っている方に何かしらの”最後の手段”を伝えたいのに、googleによりそれを廃止されたため「届くのを祈ってください」と言うしかない状況で非常に不本意です。
追跡番号をつけたり、国内のgoogleオフィスから送るなり、一刻も早くこのずさんなシステムを改善していただきたいです。

どうかgoogleの皆様、よろしくお願いいたします。